MoxaのUC-2100は堅牢かつ手のひらサイズのArmベースコンピュータ。小さい筐体にEthernetポートとシリアルポートを搭載し、高い信頼性と安全性を備えた IIoTゲートウェイです。
長期運用を想定した160万時間もの平均故障間隔(MTBF)設計、10年間のライフサイクルサポートを提供するDebianベースのMoxa Industrial Linux(MIL)が付属。 これらの特長を備えながらもコストとスペースに制約のある産業用途に最適なコンピュータです。
小型で、非常に狭い場所にも容易に設置でき、スペースに制約のあるアプリケーションに最適です。
このサイズにも関わらず、産業界に求められる広範な動作温度範囲や5年保証、160万時間のMTBFなどすぐれた産業用プラットフォームでもあります。
さまざまな場所で運用されることが想定される、IIoTゲートウェイ。
連携ソリューションであるMoxaのネットワーク管理ソフトウェアMxviewを使用すると、コンピューティングステータスを明確に可視化し、リアルタイムの診断および監視のためのイベントアラートを設定が可能。
総合的なシステム運用の軽減にも繋がります。
IIoTゲートウェイはシステム開発の負担も一つの課題。
使いやすいI/Oプログラミングライブラリにより、I/Oデバイスからデータを取得する際の開発期間の短縮や転送効率の向上を図ることができます。
さらにMoxa ThingsPro IIoTソフトウェアスイートを活用するとAWS/Azure等のクラウドシステムとの連携やMQTTを用いた上位システムへのデータ転送もWebGUI を中心に設定可能。開発者にも認められたIIoTゲートウェイです。
UC-2100はMoxaのリモートI/O(ioLogik)や産業用スイッチ(EDSシリーズ)との連携で大規模な現場や無人の現場から高速で効率よくデータの収集が可能です。
UC-2100に組み込まれたMXIOライブラリによってリモートI/O(ioLogik)で収集されたセンサーデータがシームレスにUC-2100に取り込まれます。
その後、産業用スイッチを介し制御室やクラウドなど上位システムに転送され、データ分析やステータス監視に使用されます。
さらに、Moxaの産業用ネットワーク管理ソフトウェアを活用することによって、UC-2100を含めたシステム全体のネットワークデバイスの監視、管理が可能になります。
この統合ソリューションは、石油、ガス、電力、FAなど様々なアプリケーションにおいて、開発と導入に必要となる追加コストの大幅な削減に寄与します。