リアルタイムの保護、容易な管理、業界に特化した設計が特徴のソフトウェアプラットフォームが、お客様のOTに関する取り組みをサポートします。
MX-ROSは、クリティカルなインフラのOT用に特別設計された産業用セキュリティルータおよびファイアウォール向けの次世代ソフトウェアプラットフォームです。ルーティング、NAT、VPN、ファイアウォール、およびレイヤー2ネットワーク管理などの機能に加えて、IPS/IDSの脅威防止/検出機能が、産業用ネットワークセキュリティを強化するとともにサイバー攻撃を防ぎます。
MX-ROSはIEC 62443-4-1に準拠し、開発ライフサイクルのあらゆる段階にセキュリティを組み込んでいるため、多様な産業用ネットワーク環境におけるセキュリティと信頼性を実現しています。
MX-ROSデバイスはIEC 62443-4-2に準拠しており、強固なセキュリティポリシー、高度なデータ機密性、リアルタイムのセキュリティ通知が、ハードウェアとソフトウェアの両方を保護します。
デバイス情報、ネットワークセキュリティイベントの概要、デバイスの状態を単一ページにまとめて表示します。また、直感的なインターフェースが、セキュリティルータとファイアウォールの効率的な管理をサポートします。
4ステップのセットアップウィザードが、ネットワーク構成の迅速な設定をサポートします。
事前構成済みのイベント、カスタマイズ可能な重要度の設定、多様な通知方法の包括的な管理が可能なため、異常が発生しても即座に対処が可能です。
事前構成済みのツールにより、鉄道、電力、スマート製造分野の一般的な通信プロトコルオブジェクトを容易に管理できます。簡単なクリック操作でファイアウォールを統合でき、ネットワーク環境を迅速に保護することができます。
MX-ROSのディープパケットインスペクションは、Modbus TCP、DNP3、IEC-104、Ethernet/IP、Omron FINS、Step7Comm、TRDP（IEC 61375）などの産業用プロトコルをサポートしています。DPIは、通信の完全性確保、異常や潜在的な脅威の検出、安全な通信プロセスの保証をサポートします。
MX-ROSは、ファイアウォールとIPS/IDSを組み合わせた仮想パッチを提供することで、新たに発見された脆弱性からオペレーション機器を効果的に保護するとともに、パッチ更新に要するシステムダウンタイムによる時間のロスとコストを削減します。