2015年5月18日、米国、カリフォルニア州ブレア — AMI(Advanced Metering Infrastructure、高度メータリングインフラ)のリーディングプロバイダであるMoxaから、スマートグリッド向け産業用IoT(Internet of Things)対応AMIソリューションがリリースされました。Moxaの産業用IoT対応AMIソリューションは、電力使用量の計測、分析、最適化のための双方向通信に対応したセルラーゲートウェイ、データ集信器、ヘッドエンドサーバ製品から個人向けコンシューマデバイスにいたる広範な製品に、高電圧および低電圧、透過および非透過のAMIアプリケーションを提供します。
よりスマートなメーターの実現を可能にした産業用IoT
MoxaのAMIプロジェクトマネージャであるライアンCWタン(Ryan C.W. Teng)によれば、 「スマートグリッドのしくみは会計士が金融資産を管理する方法に似ている。最初に資金(すなわちメーター)を数えなければ、資産(すなわち変電所)を管理できない。また、効率的なスマート送電網のための最重要なカギとなるのはピーク負荷管理である。」ピーク負荷管理とは、負荷管理デバイスの高精度の制御を維持して、優れたデマンドレスポンスを提供することです。分散型エネルギー貯蔵技術を採用して、現地で生成されたクリーンな再生可能エネルギーを貯蔵する施設では、オフピーク時の余分の電力を戻すことができます。
OpenADRデマンドレスポンスによるピーク負荷管理
負荷管理デバイスの高精度の制御により、優れたデマンドレスポンスプログラムの提供が可能となります。デマンドレスポンス(DR)プログラムは、電力会社が送電網の信頼性を維持し、電力使用者に価値の大きさを理解させるのに役立ちます。電力会社はDRの自動化と簡略化のための標準設計を提供するOpenADRの導入で、増大する電力需要に費用対効果に優れた方法で対応し、使用者が将来の電力使用量を管理し続けるのを支援できます。MoxaのAMI製品はOpenADRデマンドレスポンスによるピーク負荷管理を特長としています。
Moxaの産業用IoT対応AMIソリューションの詳細については以下のサイトを参照してください:
https://www.moxa.com/Solutions/AMI/index.htm