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Moxa、WLANとWWANの両方の接続に対応した産業用802.11n/HSPA無線ルータをリリース

2015年6月2日

  • 製品情報

2015年6月2日、米国、カリフォルニア州ブレア — Moxaから、WLANとWWANの両方に対応して、いつでも、どこからでも無線デバイスに確実に接続できるMoxa最初の無線ルータのWDR-3124Aがリリースされました。WDR-3124Aの革新的な自動スイッチフェイルオーバー機能は、802.11n規格とHSPA規格を自動的にスイッチオーバーして、重要なシステムが無線を確実に使用できるようにします。

路面電車や石油ガス産業のタンクローリーなど、多くの産業用アプリケーションでは移動しながらのデバイスの運用が求められます。遠隔地から車両内の重要なデータにアクセスする必要がある場合、2つの方法で無線ネットワークを構築できます。1つは車両内に無線クライアントを搭載して、各ステーションのAPと通信させる方法です。もう1つは車両内にセルラーデバイスを搭載して、コントロールセンターと直接通信させる方法です。ただし、どちらの方法も単独では最適なソリューションとはいえません。Moxaプロダクトマネージャのショーンリン(Sean Lin)はこう述べています。「離れたステーション間の長距離通信では、Wi-Fiによるアクセスは中断することがあり、セルラー通信は費用がかかり過ぎる場合がある。WDR-3124Aは802.11nとHSPAの両方の接続を統合してシームレスな自動スイッチフェイルオーバーに対応しているので、Wi-Fiをプライマリ接続として使用する一方で、Wi-Fiリンクが切断した場合、セルラーに自動的にスイッチできる。これにより、Wi-Fiネットワークにアクセスできない場合だけセルラー接続が使用されるので、シームレスな接続が確保されるだけでなく、セルラー使用に伴う費用も節約される。」

WDR-3124Aは信頼性の高い無線LANおよびWAN接続を確保するため、数ミリ秒以内でシームレスなWi-Fiローミングを可能にするMoxaのTurbo Roamingテクノロジー* にも対応しています。セルラー通信では、GuaranLinkテクノロジー採用のデュアルSIMカードスロットにより信頼できるセルラー通信が確保されるので、WDR-312AはLANとWANの両方の接続を必要とする無線アプリケーションに最適な無線ルータとなっています。

WDR-3124Aシリーズの特長

  • 802.11nからHSPAへのミリ秒単位のハンドオーバーを保証する自動スイッチフェイルオーバーテクノロジー対応
  • 効率的な電源およびアンテナ絶縁でデバイスの信頼性と耐久性が向上
  • 段階の接続チェックでシームレスな接続を確保する革新的なGuaranLinkテクノロジー採用
  • Millisecond-level Turbo Roamingテクノロジー* で数ミリ秒以下のシームレスなローミングを確保
*2015年第4四半期対応予定

その他の製品情報

WDR-3124Aシリーズの産業用802.11n/HSPA無線ルータの詳細についてもは以下のサイトを参照してください:
https://www.moxa.com/Event/IW/WDR-3124A/index.html

WDR-3124Aシリーズの製品および技術情報は以下のサイトに掲載されています:
https://www.moxa.com/product/WDR-3124A.htm

Moxaについて

Moxaは、産業用IoT(Internet of Things)を実現可能にするエッジコネクティビティ、産業用コンピューティング、ネットワークインフラストラクチャソリューションのリーディングプロバイダです。産業界で35年以上の経験を誇るMoxaは、世界中で1億2百万台以上のデバイス接続を提供し、85か国以上に販売代理店およびサービスネットワークを持ちます。

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