カリフォルニア州ブレア、2016年7月5日—Moxa は、あらゆる車載 CCTV システムの要件を満たす、新型VPort 06-2 および VPort P16-2MR シリーズのラグド IP カメラを発表いたします。このカメラは、1080P HD ビデオ解像度をサポートし、EN 50155 に準拠しています。幅広い温度範囲に対応できるこのモデルの動作温度は、-40~70°C です。これにより、極端な温度条件下にある鉄道で動作する場合でも、信頼性と安全性を確保できます。運転室で要求される 24/7 体制のビデオ監視などのミッションクリティカルなアプリケーションでは、当社の VPort P16-2MR シリーズは内蔵 IR 照明や赤外線カットフィルター除去 (ICR) を特徴とし、昼夜を問わず非常に明瞭な画像が確実に生成されます。
車載アプリケーションでの極めて高い信頼性
車載環境、特に極端な温度、通過する車両から受ける高い電磁波による障害、CCTV システムに侵入する埃や水の粒子などの状況は、撮影にとって理想的な環境ではありません。Moxa の VPort 06-2 および VPort P16-2MR シリーズは、工業グレードの IP カメラであり、過酷な環境でも信頼性を提供できます。破壊行為に対する耐性、IP66 の埃や雨に対する保護、-40~70°C の動作温度 (TX モデル)、および H.264/MJPEG IP ドームにおいて、EN 50155*、IK8/EN 62262 の重要なセクションに準拠しているため、これらのカメラは、列車搭載の IP ビデオ監視に必要な多用途性や頑丈性を備えています。
あらゆる照明条件で優れた画質を実現
列車搭載での照明条件は、車両がトンネル、野外、日陰などの異なる環境を移動する中で大きく変化します。そのため、車載される IP カメラは、照明条件の変動に関わらず一定の画質を維持できる必要があります。さらにカメラは、動的に変化する暗い画像や明るい画像をキャプチャでき、ノイズや被写体ぶれを低減できることも必要です。Moxa の VPort 06-2 および VPort P16-2MR シリーズは、1080P HD ビデオ解像度をサポートし、高度な自動露出 (AE) アルゴリズム、DNR (デジタルノイズリダクション)、BLC (バックライト補正)、WDR (ワイドダイナミックレンジ) などを含むイメージングテクノロジーを活用して、列車搭載でクリアな画像を提供できます。さらに、VPort P16-2MR シリーズは、日中は鮮やかな色の画像を提供し、内蔵 IR 照明器によって夜間でも高い解像度の白黒画像を確実に生成します。
*Moxa は、製品が鉄道車両アプリケーションに最適となるようにこれらの EN 50155 要件を含めて、「必須コンプライアンス」を定義しています。
主な特徴
- EN 50121-3-2 および EN 50155 (T1 温度:-25~55°C、TX 温度:-40~70°C) の重要なセクションに準拠。
- 1/3” プログレッシブスキャンカメラ、最大解像度 1280 x 1080、最高 30 FPS
- 内蔵 IR 照明器および ICR で、昼夜を問わずクリアな画像 (VPort P16-2MR シリーズのみ)
- DNR および WDR テクノロジーを使用する高画質ビデオ
- 最大で 4 つの独立した H.264 または MJPEG ビデオストリームに対応
- DynaStream で最適化されるネットワーク効率
- CBR Pro で、限られた帯域幅での転送でも高画質を実現
- ローカルストレージ用の SDXC (最大 1 TB の SD カード) に対応
- 内蔵オーディオ入力またはマイク X 1
- 標準および相互運用性のための ONVIF Profile S サポート
追加の製品情報
車載 IP カメラの詳細:
https://japan.moxa.com/Event/Product_Marketing/2016/Onboard_IP_Cameras/index.htm
VPort 06-2 シリーズの詳細:
https://www.moxa.com/product/VPort_06-2.htm
VPort P16-2MR シリーズの詳細:
https://www.moxa.com/product/VPort_P16-2MR_Series.htm