カリフォルニア州ブレア、2016年4月15日—モノのインターネット(IoT)は、離れた場所からのデータの可視性を有効にします。言い換えれば、インターネットにすべての「モノ」を接続することにより、多数の異なるデバイスから、そのデバイスのある場所を問わず、収集したデータを監視、分析、および処理することが可能になります。ただし、産業用IoTが提供する機会を取り入れるには、既存のレガシーシリアルデバイスをネットワークに接続するための信頼性の高いソリューションを識別する必要があります。Moxa NPortブランドのシリアル-イーサネットデバイスサーバの使用により、イーサネットネットワークへのシリアルデバイスの接続がこれまで以上に容易になります。
シリアル接続分野における業界リーダーとしてのMoxaの地位を確固たるものにしている、MoxaのNPortシリアルデバイスサーバおよびMGate産業用イーサネットゲートウェイは、MXview産業ネットワーク管理ソフトウェアおよびMXview ToGoモバイルアプリを特徴としており、携帯電話からネットワーク状況へのアクセスを可能にすることで、コントロールセンターの人的資源を解放します。MXviewおよびMXview ToGoの使用により、時間や場所を問わず、シリアルデバイスネットワークをリアルタイムで監視できるので、意思決定の時間を短縮し、運用効率と生産性を最適化することができます。
時間や場所を問わずシリアルデバイスネットワークを監視
これまでは、ネットワークオペレータがコントロール室に留まり、ネットワークの状況を監視することが必要でした。しかし、作業の多くでオートメーションエンジニアが訪問を依頼されることから、ネットワークの状況変化に素早く反応することが難しくなっています。モバイルアプリの開発に伴い、信頼性の高いビジネス運用を確保するために、ネットワークオペレータがコントロール室に詰めている必要はなくなりました。新規のMXviewおよびMXview ToGoアプリでは、ネットワーク管理者が、携帯電話に直接プッシュされるイベント通知を受信するので、ネットワークが正常に動作しているかどうか、警告が出ていないかどうか、重大な状況に速やかな対処が必要であるかどうかなど、各自の携帯電話からネットワークの健全性を即座にチェックすることができます。
NPortシリアルデバイスサーバの主要機能
- 完全な製品ポートフォリオ。
- 万能なReal COM/TTY、TCP、およびUDP動作モード。
- 使いやすいWebベースのコンフィギュレーション。
MGate産業用イーサネットゲートウェイの主要機能
- 完全なModbus製品ポートフォリオ。
- 使いやすいWebベースのコンフィギュレーション。
MXview ToGoの主要機能
- リアルタイムのイベントプッシュ通知。
- 即時ネットワーク/デバイスチェック。
MXviewの主要機能
- VLAN/IGMPグループ化による自動トポロジー検出および視覚化。
- イベントプレイバックによる再考可能な診断。
- OPCタグによる SCADA/HMIアプリケーションとの統合。
その他のリソース
2025年までのシリアルデバイスサーバの長期可用性を約束
信頼できるシリアルパートナーとして、Moxaは、業界最先端のシリアルデバイスサーバおよびサービスを2025年まで提供することを約束します。また、Windows 10およびLinux 4などの新規オペレーティングシステムが産業で使用可能になるに伴い、新規ドライバを提供して、最大限の相互運用性と柔軟性をお客様に保証することを約束します。