カリフォルニア州ブレア、2016年1月4日—Moxaが新たに発売した産業用レベルのビデオエンコーダー、VPort 461Aは、高性能なIPビデオシステムに対応した複数のフルD1 H.264およびMJPEGビデオストリーム送信を実現する、単一チャネルのビデオエンコーダーです。Moxaは、エンドツーエンドのシステム遅延が200 ms未満であるシームレスなビューイングエクスペリエンスをセキュリティの専門家に提供します。ONVIF仕様に準拠するシステムインテグレータおよびエンドユーザーは、VPort 461Aと既存のIPベースセキュリティシステムの容易な統合を可能にして、相互運用性と導入の柔軟性を拡張します。
5年保証付きの堅牢設計
VPort 461A H.264ビデオエンコーダーは、厳しい環境に対応した設計となっており、-40~75℃の広範な温度許容度、埃や雨から保護するIP30フォームファクタ、工業認可(UL 60950)、ならびに正規のEMI/EMS標準を含む、堅牢な産業用機能の広域性をサポートします。製品の信頼性への専心を実証するため、VPort 461Aには業界最先端 5年保証が付属しています。
4ビデオストリーム @ 120 FPS*
VPort 461Aには、高性能なコーデックチップが搭載されており、120 FPS*で最大4つの独立したビデオストリームをサポートすることができます。ユーザーは、ライブビュー、ビデオ録画、ビデオ解析などのさまざまな目的で、これらの4つのビデオストリームを利用することができます。これらの4つのビデオストリームはそれぞれ、最大D1解像度で30 FPSまでサポートすることができます。
高いビデオパフォーマンス
ネットワーク送信の効率性を高めるため、Moxaの革新的なDynaStream™機能は、ネットワーク帯域幅の現状に従って、ビデオフレームレートを自動的に変更するように設計されており、そのため、ネットワークシステムの管理が容易になります。さらに、高度なビットレートフロー制御テクノロジーであるCBR Pro™が組み込まれていることで、制限された帯域幅送信において最低レベルのパケット損失を保証し、画像にモザイク効果が表れないようにします。
カスケードまたはポート冗長性のための2つのイーサネットポート
VPort 461Aには、複数のVPort 461Aユニットをカスケード接続するための組み込み型10/100 Mbpsイーサネットポートが2基搭載されています。カスケード機能では、システムを設定する際に必要となるスイッチポート、ケーブリング、および労力が少なくなるため、コストが削減されます。あるいは、同じイーサネットポートを使用して、プライマリパスが切断されたときに、ビデオの送信を続行するためのバックアップパスを設定することができます。
SDカードを使用したローカルビデオ録画
SDカードスロットは、SDカードを介したローカルビデオ録画に対応するVPort 461Aに組み込まれています。SDHC/SDXC*インターフェイスを利用することにより、64 GBを超えるSDカードをサポートすることができます。現在、ローカルビデオ録画は、ネットワーク接続におけるイベントまたは割り込みによってトリガすることができ、それによって、ネットワーク送信またはNVRに問題が生じた場合に、重要なビデオ映像を保持する付加的なセキュリティを提供します。
主要機能および利点
- H.264およびMJPEGに対応する最大4つのビデオストリーム*を同時サポート
- 4つのビデオストリーム*に対して最大フルD1の解像度(720 x 480)@ 120 FPS
- -40~75℃の動作時温度性能を備えた産業用設計
- 標準化および相互運用性を保つためのONVIFサポート
- 200 ms未満のビデオ遅延
- カスケードおよびイーサネットポートの冗長性を実現する2つイーサネットポート
- ネットワークの効率性を高めるMoxa DynaStream™ 機能のサポート
- SDカードスロットを備えたローカルストレージ機能
- 5年保証
*この機能は、VPort 461AのV1.1ファームウェアがリリースされた後にサポートされます。
追加の製品およびソリューション情報
VPort 461Aシリーズの詳細については、以下のページをご覧ください。
https://www.moxa.com/product/VPort_461A.htm
Moxaの産業用ビデオエンコーダーソリューションの追加情報については、以下のページをご覧ください。
https://www.moxa.com/product/Video_Servers.htm