NPortでは、シリアルポートを通過するシリアルフレームのデータセグメントを変更したり操作したりすることはありません。シリアルストリームは時間の効率化を図るために異なるイーサネットパケットに分割されるだけです。
独自のデータフォーマットに対応した設定をには、NPortのWeb UIでData Packing(データパッキング)機能を有効にします。データを分割する方法には、「Delimiter」(デリミタ)、「Packet length」(パケット長)、「Force Transmit」(強制送信)の3通りあります。お使いのアプリケーションに適した方法を選べば、ユーザーの要件に従ってシリアルデータがイーサネットパケットに分割されます。データパッキング機能の導入について詳しくは、お使いのNPortのユーザーマニュアルを参照してください。