AWK 802.11n製品の変調および符号化方式(MCS:Modulation and Coding Scheme)0、7、8、および15は、2つのアンテナを使用してデータを送信します。指定されている送信パワーは、2本のアンテナを介して送信しているときに、これらのデバイスで測定できる最大電力です。
MCS 0/7とMCS 8/15の違いは、信号の変調方式と符号化速度です。MCS 0/8の変調方式はBPSK、符号化速度は1/2ですが、MCS 7/15の変調方式は64-QAM、符号化速度は5/6です。つまり、
- MCS 0/7は、2本のアンテナ(空間ストリーム数1)を使用して同じデータを伝送します
- MCS 8/15は、2本のアンテナ(空間ストリーム数2)を使用して異なるデータを伝送します
MCS 8の伝送速度はMCS 0の2倍であり、MCS 15の伝送速度はMCS 7の2倍です。また、MCS 0とMCS 8の送信パワーは同じです。同様に、MCS 7とMCS 15の送信パワーは同じです。