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Moxa、4G LTE/Wi-Fi通信対応の耐久性に優れたARMベースのデュアルコアIIoTゲートウェイ「UC-8200シリーズ」を発表

2020年2月26日

  • 製品情報

台湾、台北、2020年2月26日 — 産業用通信およびネットワーキングのリーディング・カンパニーであるMoxaは、耐久性に優れたワイヤレス対応IIoTゲートウェイ「UC-8200シリーズ」を発表しました。UC-8200シリーズでは、-40~85°Cという広範な温度範囲に対応し、過酷な環境でも動作するよう設計された、Arm Cortex-A7デュアルコア1 GHzプロセッサを採用したファンレス・コンピューターが搭載されています。デュアル・シリアル・ポート、デュアル・ギガビット・イーサネット・ポート、4 DI、4 DO、1 CANポートのほか、デュアルmini PCIeスロット、デュアルSIMスロットがサポートする冗長Wi-Fi/セルラー接続により、ユーザーはIIoTアプリケーションにおける幅広い複雑な通信シナリオでUC-8200を効率的に展開できます。MoxaのUC-8200シリーズは、産業オートメーション・プロジェクトで求められる長寿命のニーズに応えるため、5年間のハードウェア保証と、Moxa Industrial Linuxに対する10年間の長期サポートを提供しています。

ワイヤレス対応

UC-8200シリーズのコンピューターは、デュアルSIMスロットによる冗長性や内蔵のGPSによる位置情報追跡機能とともに、LTE Cat. 4ネットワークへの組み込みセルラー接続機能を備えています。また、拡張モジュールによりWi-Fi接続を有効にすることができます。さらに、コンピューター上でセルラー機能を素早く構成できる、プログラマー向け管理ユーティリティも用意されているため、市場投入までの期間短縮に寄与します。FCC、IC、PTCRB、RED、RCM、NCC*など、RFタイプの認証によって、各地のキャリアとの無線互換性が確保されます。

汎用性の高い接続性

IIoTゲートウェイは、エッジ・デバイスからデータを収集したり、フィールド・データをクラウド・データベースに送信したりする上で重要な役割を果たします。UC-8200シリーズはギガビット・イーサネット・ポート、RS-232/422/485シリアル・ポート、CANポート、DI/DOなどの幅広い通信インタフェースを備えており、既存のフィールド機器をクラウドに容易に接続できます。

過酷な環境や遠隔地での使用を想定した設計

太陽エネルギー、石油/ガス、水道/廃水の管理といった要求の厳しいアプリケーションを使用する場合には、コンピューターが極めて高温または低温、大量の埃や激しい爆発性雰囲気に置かれることも少なくありません。UC-8200シリーズは、ファンレス設計を採用し、-40~85°Cという広範囲の温度(LTE有効時には-40~70°C)で動作し、過酷な産業環境でも確実に動作するよう設計されています。また、C1D2、ATEX Zone 2、IECEx認証*を取得予定であり、爆発性雰囲気の危険な環境での展開に適しています。

ハードウェアとソフトウェアの長期サポート

UCシリーズのコンピューターは、業界屈指の5年間のハードウェア保証と、Moxa Industrial Linuxの10年間のサポート(産業環境での長期にわたる展開に必要な信頼性と安定性をもたらす機能向上やセキュリティ更新など)でユーザーに安心をお届けします。

追加情報

製品に関する詳細については、以下のページをご覧ください。
https://www.moxa.com/jp/products/industrial-computing/arm-based-computers/uc-8200-series

 

*現在、認証取得の手続き中。

Moxaについて

Moxaは、産業用IoT(Internet of Things)を実現可能にするエッジコネクティビティ、産業用コンピューティング、ネットワークインフラストラクチャソリューションのリーディングプロバイダです。産業界で35年以上の経験を誇るMoxaは、世界中で1億2百万台以上のデバイス接続を提供し、85か国以上に販売代理店およびサービスネットワークを持ちます。

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