2022 年 6 月 15 日をもちまして、本ウェブサイトは Internet Explorer のサポートを終了いたします。
他のブラウザーをご利用いただき、当社ウェブサイトでの最適な閲覧体験をお楽しみください。
シェア

オールインワンのセキュアなコンピューティングプラットフォームでOTデータを保護 — MoxaとIntelのパートナーシップ

2022年11月2日
My Moxaで保存したリストを管理および共有できます。
Teaser Image
シェア
My Moxaで保存したリストを管理および共有できます。

現代のビジネスにおいて、デジタルトランスフォーメーションは不可避なもので、この変革の中核を成すのがデータです。センサーなどのエッジデバイスから取得したOTデータは、クラウドアプリケーションでローカルに収集および処理されることで、ビジネス全般の効率性と管理の最適化に役立つ貴重な洞察を得ることができます。多くの企業が分散型エッジコンピューティングアプローチを採用しOTデータの規模が拡大している中、データやエッジデバイスをサイバー攻撃から保護することがこれまで以上に重要になっています。

サイバー攻撃に対する防御と機密データの保護

分散型デバイスとエッジコンピュータが大規模に導入される中で、不正アクセスやサイバー攻撃のリスクが高まっています。サイバー攻撃は進化を続けており、クリティカルなインフラが標的にされる頻度が増えている昨今、データの盗難や業務中断のリスクが増加しているため、OTデータやシステムの早急な保護が必要です。エッジデバイスやシステムに対する脅威のリスクを最小限に抑えるために、企業はセキュリティに対して多面的なアプローチを採用する必要があります。これを怠ると、事業運営への潜在的な損害や機密データ盗難の恐れがあります。

OTデータとシステムを対象としたオールインワンセキュリティ

現在、OTデータとシステムを脅威から保護するには、ハードウェアおよびソフトウェアの双方に、侵害に強いセキュリティ対策が必要です。エンドデバイスを物理的に保護することは非常に重要ですが、特に遠隔地では実現が困難な場合があります。データとデバイスを完全に保護するには、追加のセキュリティ対策が必要です。エッジコンピュータは、組み込みのセキュリティメカニズムであるセキュアブートによって、検証および承認されたブートローダーとオペレーティングシステムからのみ起動するよう保証されています。盗まれたハードディスクからの機密データの漏洩を防ぐために使用されるフルディスク暗号化も、同様に検討の必要があります。これらの要素をすべて組み込むことで、あらゆる脅威からエッジデバイスを包括的に保護できます。

MoxaとIntelのパートナーシップがオールインワンのセキュアなコンピューティングプラットフォームを実現

Moxaは、サイバーセキュリティフレームワークに適合し、OTデータを安全に保つセキュリティ機能を備えた、オールインワンソリューションを提供します。Moxaの鉄道用コンピュータV 2406Cシリーズには、Intel® Boot Guard、Intel® Trusted Execution Technology(Intel® TXT)、Intel® Advanced Encryption Standard New Instructions(Intel® AES-NI)ハードウェア対応セキュリティが搭載されています。さらに、セキュアブートとフルディスク暗号化によって、TPM 2.0をハードウェアのRoot of Trust(信頼の基点)として採用することで、ソフトウェア側のセキュリティがさらに強化されます。Moxa Industrial Linux 2(MIL2)は、セキュリティ対策を強化し、IEC 62443-3-3システムセキュリティ規格のコンポーネント要件への適合に寄与します。

詳細については、MoxaとIntelのホワイトペーパーをご覧ください。

その他の記事

バッグに追加