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製品サポート

セキュリティアドバイザリ

概要

EDR-810シリーズのセキュアルータの脆弱性

  • アドバイザリーID: MPSA-200902
  • バージョン: V1.0
  • 公開日: 2020年9月29日
  • 参考:
    • N/A

MoxaのEDR-810シリーズのセキュアルータに脆弱性が見つかりました。これを受け、Moxaはその脆弱性に対処するための対策をリリースしました。

見つかった脆弱性の種類と潜在的な影響は以下の通りです。

項目 脆弱性の種類 影響
1 デバイスの情報漏洩 許可されていないユーザーが、LAN IPアドレス、モデル名、MACアドレス、サブネットマスク、ゲートウェイ設定など、デバイスの基本情報を取得する可能性があります。

ただし、イベントログやアカウント設定などの機密情報には認証が必要であり、この脆弱性の影響を受けないことをお知らせいたします。
影響を受ける製品およびソリューション

影響を受ける製品:

影響を受ける製品とファームウェアバージョンは以下の通りです。

製品シリーズ 影響を受けるバージョン
EDR-810シリーズ ファームウェアバージョン5.6以前

 

対処方法:

EDR-810シリーズには、ユーザーがこの潜在的なリスクを軽減できるセキュリティ機能が搭載されています。以下は、推奨されるリスク軽減プランです:

製品シリーズ 対処方法
EDR-810シリーズ ユーザーはEDR-810シリーズの初期設定を行った後、EDR-810シリーズのセキュリティを強化するために下記の高度なセキュリティ設定を構成することをお勧めします:
  • [Trust Access]機能を有効にし、許可されたコンピュータのみが[Search]コマンドを介して、MXconfigなどのツールを使用して情報を取得できるようになります。
  • お客様がMXconfigやその他のソフトウェアユーティリティなどのMoxaユーティリティツールを使用していない場合、初期設定を構成した後、デバイスの[Moxa Utility]管理インターフェース機能を無効にすることができます。

 

謝辞:

アメリカ国家安全保障局には、この脆弱性を報告し、製品のセキュリティ強化に向けて当社と協力し、お客様へのより良いサービスの提供を支援していただきました。この場をお借りして御礼申し上げます。
 

改訂履歴:

バージョン 説明 公開日
1.0 最初の公開 2020年9月29日

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