ケーススタディ

ギガビットイーサネットを使用したGPS連動型の自動料金徴収システム

紹介

フランスの交通当局は、国道網を合計1,500キロメートル以上走行するすべてのHGV(重量物運搬車)に対し、環境税を課すことを計画しました。各車両に対するHGV税は車載GPSデバイスにより決定されます。この新しい税プログラムに従わないHGVに対しては、センサーとカメラのシステムによってナンバープレートをキャプチャし、料金を徴収します。このシステムは交通量のカウントにも利用できるほか、輪郭マッピングによる車種の特定も可能です。違反が検知されると、システムによってナンバープレートの画像が制御室に送信され、徴収処理が行われます。

システム要求

  • 大量のデータをメインコントロールセンターに伝送するためのギガビットファイバネットワークバックボーン
  • 屋外での動作に耐える広範な許容温度範囲
  • 沿道の筐体に設置可能な、堅牢でコンパクトな設計

Moxaソリューション

国道網全体にわたる150基を超えるガントリの上部に、モジュール化された複数の筐体が設置されています。各筐体内で、カメラと車両検知デバイスが産業用イーサネットスイッチEDS-G509-T(またはEDS-510A-3GT-T)に接続されています。これらのスイッチは、大量の画像とトランザクションデータをコントロールセンターに転送する、高性能なギガビット容量を備えています。また帯域幅の使用を最適化し、ネットワークの輻輳を低減するIGMPスヌーピングも構成されています。さらにEDS-G509-Tは、5つのファイバポートを備えており、ITSネットワークにおける長距離伝送にも対応できます。

沿道の筐体の内部では、ioLogik E1212-TイーサネットリモートI/Oが湿度/温度センサーと侵入検知システムに接続し、筐体環境を監視して機器の安全性と信頼性を向上させます。またioLogik E1212-Tはサイズがコンパクトなため、スペースの限られた沿道の筐体に簡単に収まります。 さらに、Moxaのモデルはすべて-40~75°Cという動作温度範囲の広さを特長としており、空調のない国道の過酷な動作環境でも安定して動作します。

Moxaを選ぶ理由

  • EDS-510A-3GT-TおよびEDS-G509-Tが大量のビデオやデータの転送をサポートするギガビットイーサネットポートを装備
  • EDS-G509-Tが長距離伝送用のファイバインターフェースをサポート
  • 将来を見据えてIPv6に対応
  • すべてのMoxa製品で広動作温度範囲(-40~75°C)モデルが提供され、長時間のMTBFによる高可用性を実現

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