製品紹介

ioPAC 8600シリーズプログラマブルコントローラは、100%モジュール式で、アプリケーションに必要な電源、バックプレーン、通信、I/Oモジュールを自由に選択することができます。 さらに、ioPAC 8600は、ioPAC 8020とioPAC 8500を組み合わせたハードウェアシステムアーキテクチャで主要機能を強化し、バックプレーンにイーサネットバスを備えイーサネットスイッチモジュールをサポートしています。

ioPAC 8600は、C/C++やIEC 61131-3といったプログラミング言語と、Modbus TCP/RTU、SNMP、データログ、メールアラームなどのレディ・ツー・ラン（即時実行）サービスに対応しており、お客様のさまざまな要件に対応します。ioPAC 8600シリーズは、アクティブタグとデータ統合ソフトウェアMX-AOPC UAスイートにより、過酷な環境におけるデータ収集および制御アプリケーションのための包括的なソリューションを提供します。

まったく新しい高性能CPU30モジュール

MoxaのioPAC 8600-CPU30モジュールは、新しい1 GHzの高性能Cortex™ A8 CPUを搭載しています。これにより、サイクルタイムが大幅に短縮されるため、ユーザーはより多くのプログラムを同時に実行できるようになります。 CPU30モジュールの4 GB eMMCを備えたioPAC 8600は、鉄道IIoTアプリケーション用のRESTful APIおよび石油・ガス向けのDNP3アウトステーション 追加のカスタマイズが必要です。 を含む、広範なシナリオでより多くの通信プロトコルをサポートできます。 また、CPU30は最大1.7 GBの内部ストレージを予約しているため、ユーザーは特定のioPACアプリケーションに対応するより複雑なプログラムを自由に開発できます。また、ユーザーはioPACで直接プログラムを開発できます。 追加のカスタマイズが必要です。

タグ中心の設計とレディ・ツー・ラン（即時実行）サービス

MoxaのioPAC 8600プログラマブルコントローラは、タグ中心の設計とレディ・ツー・ラン（即時実行）サービスを使用しています。タグ中心の設計により、ioPAC 8600コントローラとリモートI/O間の接続が合理化されます。また、PLC FBDおよびAPIに特に精通していなくても、get/setルーチンを実装してタグ値の読み取り/書き込みを行うことで、I/Oステータスを簡単に管理できるようになります。レディ・ツー・ラン（即時実行）サービスにより、プログラマはコードを記述することなく、サービス（SNMP、Modbus RTU/TCP、メールアラームなど）を迅速に設定でき、複雑な通信アプリケーションの開発を数回のマウスクリックで行うことが可能になります。ioPAC 8600のタグ中心の設計とレディ・ツー・ラン（即時実行）サービスにより、エンジニアの生産性が大幅に向上します。

2 配線イーサネットテクノロジー

Moxaの2配線（2線式）イーサネットテクノロジーは、システムインテグレーターに、既存の2配線ケーブルを使用して列車のIPネットワークを10 / 100Mbpsイーサネットバックボーンにアップグレードするための魅力的なオプションを提供します。 2配線テクノロジーを使用する場合、 ネットワークパフォーマンスはケーブル品質に依存します。この革新的なテクノロジーは、2配線のみで100 Mbpsイーサネット伝送を提供することにより、ケーブルの使用を大幅に削減し、それによって列車の重量を減らし、エネルギー効率を改善します。2配線イーサネットスイッチモジュールは、イーサネットバイパス機能をサポートし、1つのioPACユニットに電力が供給されていない場合でもイーサネットバックボーンが継続的に動作できるようにします。また、2つの2配線イーサネットモジュールを1つのioPACユニットに取り付けることにより、ネットワークでは200 Mbpsの送信が可能になり、冗長アーキテクチャを提供できます。

コンパクトで軽量な統合ソリューション

コンパクトなioPAC 8600プログラマブルコントローラは、より小さなサイズの設置スペースに最適であり、その軽量設計により、エネルギー消費が削減されます。また、ioPAC 8600は鉄道アプリケーションの摩耗に耐えることができます。ioPACのサイズが小さいからといってその機能に制限を加えてはいません。ioPAC 8600には、すべての鉄道電源電圧をサポートするユニバーサルデュアル電源入力が装備されています。85Mと86Mの両方のモジュールをサポートするioPAC 8600プログラマブルコントローラは、列車アプリケーションに必要なさまざまなI/Oシナリオを実装できます。また、ioPAC 8600は、イーサネット、シリアル、CAN、HARTを含むさまざまな通信インターフェースをサポートしています。 HARTはプロジェクトベースでのみ利用できます。 システムインテグレータは、ioPAC 8600を使用してサブシステムを制御または監視できます。これにより、スペースが削減され、システムインテグレータの予算内に収まる強力な機能が提供され、設置の困難さを克服できます。