シリアルポートバッファとシリアルデータログの違いは以下の表に示すとおりです。
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シリアルポートバッファ |
シリアルデータログ |
ストレージサイズ |
20 MB* |
64 KB |
説明 |
ネットワーク接続(イーサネットまたはWLAN)が切断されると、NPortのシリアルポートからのデータがNPortデバイスに保存されます。ネットワーク接続が回復すると、NPortデバイスは保存したデータを順次宛先に送信します。この機能によって、ユーザーはネットワーク接続が切断された場合のデータの損失を心配する必要がなくなります。 |
NPortデバイスはシリアルポートでのイベントをログファイルに記録して、システムのRAMにログファイルを保存します。ユーザーは、シリアルポートでのイベントに関する情報を得るためにそれらのログファイルをダウンロードできます。 |
データの種類 |
シリアルポートからの生データ |
テキスト(*.txt)ファイル |
ダウンロードの可否 |
不可能 |
可能 |
* NPort W2250Aシリーズには20 MBのポートバッファ領域を共有する2つのシリアルポートがあります。つまり、ネットワーク接続が切断された場合に各ポートが保存できる生シリアルデータは最大10 MBです。