Moxa製品のDIチャネルではドライコンタクトとウェットコンタクトを両方サポートしているため、1つのグループ内のすべてのDIが同じDI.COM(浮動)チャネルを共有できるよう、グループごとにチャネルを編成することができます。この設計によって、各グループで異なった種類のセンサー(NPN/PNP)を使用できるようになります。-channels-on-my-ioLogik-devices,-why-do-the-unused-DI-channels/1.png?lang=en-US)
ただし、1つのグループ内の複数のDIチャネルが使用され、グループ内のすべてのDIがグラウンド(GND)コンタクトに接続されると、それらのDIチャネルが(使用されていないチャネルをも含めて)オンになります。その理由は、グループ内のすべてのDIチャネルが内部で同じDI.COMに接続されることでより電位差が低くなり、それが内部IO回路とDIの状態にも影響を及ぼして、使用されていないDIもオンになる現象を引き起こすためです。
以下は、ioLogik E2200シリーズの実例です。-channels-on-my-ioLogik-devices,-why-do-the-unused-DI-channels/2.png?lang=en-US)
IO回路の動作が以下の線で示されています。-channels-on-my-ioLogik-devices,-why-do-the-unused-DI-channels/3-1.png)
使用されていないDIがオンになる問題を解決するには、内部電圧が一定レベルに保たれるように外部電源をDI.COMコンタクトに接続してください。-channels-on-my-ioLogik-devices,-why-do-the-unused-DI-channels/4.png?lang=en-US)
ソース:ioLogikシリーズのユーザーマニュアル