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セキュリティアドバイザリ

概要

MXviewの特権引き上げによる脆弱性

  • アドバイザリーID: MPSA-220402
  • バージョン: V1.0
  • 公開日: 2022年5月3日
  • 参考:
    • N/A

MXview v3.0以降のリモートコード実行(RCE)脆弱性により、ローカル特権を持つ攻撃者はシステム特権を獲得し、細工されたモジュールを介して任意のコードを実行することが可能となります。


見つかった脆弱性の種類と潜在的な影響は以下の通りです。

項目 脆弱性の種類 影響
1 コード生成の不適切な制御(CWE-94) ローカル特権を持つ攻撃者がシステム特権を獲得し、
細工されたモジュールを介して任意のコードを実行できる可能性があります。
影響を受ける製品およびソリューション

影響を受ける製品:

影響を受ける製品とファームウェアバージョンは以下の通りです。

製品シリーズ 影響を受けるバージョン
MXview シリーズ v3.0以降

 

対処方法:

Moxaはこの脆弱性に対処するための適切な対策を開発しました。影響を受ける製品に向けた対策は以下の通りです。

製品シリーズ 対処方法
MXview シリーズ セキュリティパッチについては、Moxaのテクニカルサポートまでお問い合わせください。

 

謝辞:

Xavier DANEST氏には最初にこの脆弱性を報告していただきました。また、Elex CyberSecurity, Inc.のELEX FEIGONG RESEARCH INSTITUTEのPeter Cheng氏にもこの脆弱性を報告していただきました。両氏には製品のセキュリティ強化に向けて当社と協力し、お客様へのより良いサービスの提供を支援していただきました。この場をお借りして御礼申し上げます。

 

改訂履歴:

バージョン 説明 公開日
1.0 最初の公開 2022 年 5 月 3 日

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