ケーススタディ

イーサネット接続された列車によって貨物輸送を高速化

  • アプリケーション 車載イーサネットネットワーク
  • 業種 鉄道 
  • 会場 アフリカ

紹介

アフリカに拠点を置く、ある運輸会社は、最新型の機関車を大規模に導入し、貨物の輸送をスピードアップして、国内での物流を効率化したいと考えていました。同社は200両を超える機関車を発注しましたが、各車両が信頼性の高い列車制御管理システム(TCMS)ネットワークを使用して車内および列車-地上間の通信を維持し、列車の状態に関する情報を運転手、沿線設備、列車コントロールセンターに継続的に提供できるようにする必要がありました。

機関車を製造した企業はMoxaを選択しました。業界での世界に通用するMoxaの経験を活かして製品を短期間で市場に投入できるようにするとともに、Moxaの実際の現場で実証済みの産業用イーサネットソリューションと継続的なサポートを利用したいと考えたからです。

システム要求

システムには、信頼性と可用性が優れていること、そして常時接続が維持されることが求められます。機関車ネットワークには、堅牢なイーサネット配線を通じて多数の車載システムが接続する必要があります。さらに沿線設備、駅、コントロールセンターへの外部無線接続も必要となります。

車載ネットワークは、TRITONデータ通信機器をサポートしていて、さまざまな周辺システム(励磁システム、データ/イベントレコーダ、HMIディスプレイ、車両制御ユニットなど)が接続できる必要があります。また、運転室にビデオ監視装置が用意されていて、列車を監視したり、警笛を適切に使用して列車の運行中の安全性を高められるようにしたりする必要もあります。

さらにこの列車通信システムには、列車の走行中に機関車とコントロールオフィスとの間のデータ通信をスムーズに行えるようにするための、多目的の無線接続も必要となります。

Moxaソリューション

MoxaはTCMSの要件を満たすため、完全統合型のイーサネットソリューションにより、コンバージドイーサネット接続、優れたビデオレコーディング、ホットスワップ対応ストレージ、機関車と沿線の間のシームレスな無線接続を実現しました。

車載接続
激しい揺れを伴う列車走行時にもデータ通信をスムーズに行えるようにするため、MoxaのTN-5308シリーズおよびTN-5305シリーズのスイッチではM12コネクタを使用し、信頼性のあるイーサネット接続を保証しています。さらに、これらのスイッチはEN 50155規格の必須項目を遵守しており、大きな温度変動、強い振動、EMC干渉による影響を受けることなく動作することが保証されています。

安全監視
手のひらサイズのIPカメラは、列車の狭い運転室への展開に適しています。接続されるV2416Aコンピュータには、ビデオを柔軟に保存できるようにするための2つのホットスワップ対応ストレージトレイが備わっています。

列車-地上間接続
UC-8481*は、機関車と地上設備の間のさまざまなタイプの無線/モバイル通信を実装できるよう、RISCプロセッサを使用して構築されています。UC-8481は、現地の固有の電気要件に適合するよう、独自の74 VDC電源を搭載しており、7つのアンテナポートを組み込むことで、さまざまな場所での無線展開に対応しています。さらに、UC-8481はICASA(南アフリカ独立通信庁)の認証を取得しており、機関車がどこを走っていても柔軟かつシームレスにWi-Fi通信、セルラー通信、GPS通信を行えることが証明されています。

                                       

Moxaを選ぶ理由

  • 統合型列車通信を促進する総合的なイーサネットソリューション
  • EN 50155規格の必須項目に適合した堅牢なデバイス
  • 鉄道業界における専門知識
  • グローバル認証の取得、およびプロジェクトの初期テストと実装を支援する、専門的なサービス

*UC-8481の販売は終了しました。完全に互換性のある後継モデルはUC-8580です。

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